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the BLACK Pirates

Buccaneer's LOG 海賊ブラック団の日誌

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5月25日 かつての青さは見る影もなく

=焼肉海賊ジャックの日誌=

1.出撃

親不孝亭に行くと客――バイロンがいたので、すかさず焼肉を出してみた。
*ドン* 「30分で食ったら御代はいらねえ」 「ははは」もぐもぐ 「あ、食えなかったら5000円な」 「う、それは高い・・・ジャック、こういう指輪って 使う人おらん?」 「ん?そういうのはプラチがくわしいな。 プラチ」 「う?」 「バイロンがお前に指輪をくれるそうだ」 「?!」 「うわあ求婚だ」 「あ、そうなるのか」 「なにー 飼い主に断りもなく」 「ラルフ、プラチと そんな ただれた関係か」 「そんなんじゃねえ、純粋にペット」 「・・・それはそれで問題だと思われ」 ワイワイ

そんなこんなで夜も更けた。海賊は お仕事の時間だ。 
前から噂になってたが、今日はミノックからユーまで街道を輸送されるブツがある。 『かつて青かった男』 なんてのがアチコチで渡りをつけ、折れ矢亭では冒険者も雇われたと聞く。 今回は海じゃないが、目の前をお宝が通るのだ。 たとえ陸だろうと、悪党がそんな カモネギ を素通りさせるワケがなかった。

メンツは、ラルフ、リー、プラティに俺。 他の3人は陸戦も良くこなすツワモノだ。 よく海賊は陸じゃカラキシだと言われてるが、それは俺だけなんじゃないかと思う。

――――――――――――――――――――
2.麒麟

Marnie: 見てくれ!悪いやつがいるんだ!ガード!
Geoff: お前のような犯罪者が来るところじゃない!ガード!
うるせえ。」 三叉路からバッカニアーズ・デンの門へ、だく足で進む。 「!」 「ちい」 冒険者の一群を待ち受けるつもりが、かかったのは一頭の麒麟・・・じゃなくて、魔王の弟、今は忍者のキョウスケだった。

「おうおうおう」 「てめー こんなとこで なんのよーだ」 「俺の肉になれー」
「街道歩いて 街から街に行くのが 趣味なんだよ」 とサワヤカに言いやがるキョウスケ。 「で、海賊のほうが どうしたんだ?」 「待ち伏せだ」 「こんなとこでか」 「このとおり、獲物もかかった。 さ、はらってもらおうか」 「全部脱いでけ」 「・・・俺が 忍者ってえこと わすれてねえか?」

「だからどうした。 俺の弓もはや…」 …くなかった。一瞬で掻き消えるキョウスケ。 だが、誰かが投げたConflagrationポーションの炎に燻りだされる。 パラライズ、ウィザー、雷撃。 「逃げるからだ」 金目のものだけ奪う。

「来ねーなあ」 「最短で コーブ裏~コブトス北 とおったんちゃうんか・・・?」 「あーあー それはある!」 「やべえ 普通に そっちのが はええ!」 俺たちは散開して逆戻りした。

――――――――――――――――――――
3.老魔術師

親不孝亭の傍の橋に、聖徳の王国(HKV)の白髪の宮廷魔術師ランドと、スカーレットがいた。 「縄張りを おかすつもりはない」 静かに告げるランド。

「じゃあなにをおかす つもりだ!」 「領内を 警護しているまで」 「ああ? 勝手にてめえの領内にしてんじゃあねえぞ・・」 「海辺はぜんぶ俺らのもんだぞ」

しかし、今さら領内の警備だと?「何かたくらんでねえか?」 「とりあえず 橋の 利用料 はらえ」 「むう・・・おぬしらは 我が領の 現状を知って いっておるのかえ・・・」 急に目をうるうるさせた爺いを、プラティはあっさり流した。「しらん」

俺は知ってた。 先週 俺が焼肉スキルを復活させたのは、年金が滞って肉が食えないと酒場で嘆くランドを見て、思わず焼いて食わしたからだ。 だが今日は、爺いを丸焼きにする番だった。 戦う気になったランドが、早口で詠唱を始める。 コレが入れ歯にミニ四駆モーター積んでるんじゃねぇかとゆーほど早いのを知ってるので、俺はもっぱら弓のパラライズで止める事にする。 倒れた爺いの鞄に、そっと焼肉を入れてやった。

――――――――――――――――――――
4.かつて青かった男

やがて、途中で来たセレスティアのグラナダや、スカーレットも交えての乱戦となる。 「\SRもいたぞ」ラルフが怒鳴った。 「(この橋に)やけに こだわるじゃねえか?!」 「\リー、ボーラ投げろよ」 いつの間にか、他の冒険者も混じってきている。 俺は撤退する1人を深追いしすぎ 「!」 輸送隊の本隊に突っ込んでいた。

Fで1ヶ月に見る人数以上の敵がいた。 その中心で 「――戦闘を中止しろ!」 叫んでいる奴がいた。 それは、かつて青かった男――元SST国王スパーク。 そして、奴は俺を、なぜか 『不肖の兄』 と呼ぶ。

「おおおお? な、なんだこりゃ?!」 「\にげれ」 プラティに叱咤されて何とか動く。 俺たちは逃げた。

――――――――――――――――――――
5.運んでいたブツは

奴らは一旦、聖徳の城キャメロット (親不孝亭の川の対岸にある) で荷を降ろしたらしい。 そして俺は、そのブツが何だか分かった気がした。 あれだけの警備、そして先週 耳に挟んだもう一つの噂。 ベルガルが、また暗躍しているという噂・・・

橋に戻ると、仲間とはぐれて装備を回収している冒険者に会えた。
「おわ」 「まて おまえ、スパークに 伝えろ。しってるか?」
「な、なにをだ?」 「・・・

  『あんなものにうかつに手を出すな、 死ぬぞ

 ――と。 兄貴としての 最後の伝言だw」 

「ぐ」 「けっけっけ、いまならキャメロットとかにいる。さすがに手が出せねえ。じゃあな」 

立ち去ろうとして、もう一度振り返った。
「お前、名は」 「ダン ランドレス」 「おぼえておこう。海賊のジャックだ、海なら容赦しない」 「・・・おぼえておけよ」  骨のある冒険者だった。

親不孝亭に着くと、リーがボヤいてた。
「ボーラ投げるのはいいけどよー! 投げる奴おいてくの やめろよう!」 「はっはっは!」それでも死なないのなお前

「さっき回収に来た冒険者に伝言を頼んだ。ありゃ 魔王の指輪 だ。」
「うへり」 「――アレはヘタに触ると厄介な代物だからなあ」
「どっちの意味で、厄介なんだ」 ラルフが訊く。 俺は答えた。

「世界の あらゆる意味において厄介だ。 人間がいなくなったら 俺らの獲物もねえ」

(おわり)
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コメント

陸戦・・・。

別に陸戦をこなすとかってほど、得意なわけじゃなくって
ひたすら船に閉じこもってれるほど、気が長くないだけって気がするね!

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